水面には、空と青モミジと鯉
とても涼しげなワンシーンに見えます。
連想
思わず、縁側と風鈴の音が頭をよぎりながら回想します。
最近見なくなった日本家屋の縁側
そして、聞かなくなった涼の音 風鈴
洋風建築とエアコンの普及、近代化と便利さがそうさせているんですね。
縁側に座ってニコニコしながらお茶をすするおばあちゃん
作業着姿で縁側に腰掛け、タバコをくゆらせるおじさん
地面を焦がすような日差しを避ける軒下は突然の夕立の雨もしのいでくれます。
更に風は、蚊取り線香の煙を揺らしながらそこを通りぬけます。
その時に鳴る、優しい音 チリンチリン〜
日が落ちると、近くの小川にホタルも舞います。
秒速50センチで飛ぶホタルの姿が ゆっくり という時間を贈ってくれます。
そんな日本の夏が地方にはまだあります。
100年後もそんな日本の夏が残っていることを願います。
趣く心は少しだけ、あの頃 を覗いた気がします。
あなたの心の中にもそんな懐かしい思い出がありますよね。
そんなあなたが、今日もあなたらしくありますように。
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