本来、西の空が赤く染まる 黄昏(たそがれ)時
誰(た)そ彼(かれ)は
少し暗くなる夕方の時間帯、人の見分けがつきにくくなる
誰だ、彼は
そんな語源とも言います。
随分、陽が落ちるのが早くなりましたね。
今日は、アメリカ出身の日本文学者 ドナルド・キーンさんの言葉を紹介します。
それは、戦時中の日本兵の日記を見つけた時のこと
「13粒の豆を7人で分け、ささやかに正月を祝う」
そんな文字を見つけました。
誰かが一粒しか食べれなかったはずだ、そんな想像をした時
心が震えたと言います。
それから数十年、日本の歴史や文化、文学を研究して出した答え
「伝統が流れている、続いている、それが日本の一番の魅力」だと。
そして、日本文学は世界に広めるべきだと。
多くの日本文学に出てくる黄昏の風景
その景色は今も変わらず存在してるんですね。
趣く心はそんなことを書いてみました。
あなたの記憶に残る故郷の美しい夕焼けの風景もありますよね。
そんなあなたが今日もあなたらしくありますように。
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